安くていい仕事 大工工事 腕のいい大工?
- 旭栄建設

- 4月28日
- 読了時間: 2分
更新日:10月14日
安くていい仕事とは? 腕のいい大工とは?:大工工事
自分、30年以上大工しているのですが、安くていい仕事、腕のいい大工ってよく聞くんですよ。実際問題、そういったことってなかなかむつかしいのが現実です。大工職というポジションを長い間していると、どういうことを求められてるかがわかってきます。初めて依頼される方には、ほぼ全員が大工にそういった感情を期待しているのがわかります。
法人になって、大工工事を請け負うようになってだいぶ、安くていい仕事、腕のいい大工というものを実行できるようになってきましたが、やはり、個人ではなかなかむつかしいように思います。守備範囲の広すぎる大工工事について今回は少しお話してみようと思います。

安くていい仕事:大工工事
腕のいい大工:安くていい仕事 大工工事 腕のいい大工
自分が修行している時代は、腕のいい大工とは丁寧な仕事ができる大工のことを指していたように思います。ところが時代は流れて、近年ではどうでしょうか?腕のいい大工とは、安くていい仕事をする大工のことを指すように感じます。そりゃ、安くしてくれればクライアントは悪くは言わないので、その大工は、「腕のいい大工」と呼ばれるでしょうが、当然丁寧な仕事が出来ていてのはなしですよね?すると、この「仕事」って何でしょうか?木工作業のことを指すのでしょうか?丁寧な仕事って時間を掛ければ誰でもできるので、腕のいい大工はそもそも安くはないのです。この辺りが、「腕のいい大工」の矛盾しているところにあると思います。
自分が考える、大工職、大工工事って、
その工事(仕事)の全体像を理解している
丁寧な仕事をするための多くの知識を持っている
その場その場で適切な判断が出来る
事前に仕事をイメージしてその準備をすることができる。
これを高次元で実現できるものが「腕のいい大工」なのではないかと考えています。
時には、現場では特に腕のいい大工を求めていない場合も多々ありますので、いつもが腕のいい大工が求めらるわけではないと思うのですが、やはり、大工職である以上より腕のいい大工を目指して日々精進しているわけなのです。 安くていい仕事 大工工事 腕のいい大工



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