今回は、なんと!自宅に車が突っ込んできたそうです!
保険会社からの依頼の工事ですが、なかなかむつかしいです。
「修理」の範疇ですので、グレードアップは認められないようです。
ですので、昔の在来工法での復旧になります。
当然、大工としての知識と経験がなければ難しい部類に入る大工工事です。
現在の大工さん
今風の大工さんはどんなイメージですか?大工さんといえば家を建てる人的なイメージがあると思いますが、現在ではほとんどがプレカットされた木材を組み立てていく作業が主な大工仕事のようです。より安全にかつトラブルなく施工していけるので大変なメリットだと思います。
旭栄建設の大工工事
自分が修行中の時はまだ、加工場で「刻み仕事」がありました。どちらかというと、現場で作業している大工さんよりも、加工場作業している大工さんの方が、大工のイメージが強いです。
弊社では、大工職と名乗る以上はやはりそのすべてを理解しているべきだと感じていて、なるべくそういった技術を伝承していけるように気を付けています。刃物の「とぎ」はもちろんですが、構造の事や尺金の使い方まで教えています。実務で使えるかは別として大工職として誇りを持ってくれたらナーと思っています。
工務店とは?
では、工務店ってなんでしょうね?工務店って大工さん?実際は、大工職も含めて、すべての工事を外注しているところがほとんどではないでしょうか?時代とともに形式が変わっていってるかと思いますが、弊社では、現場での大工工事だけは自社で行います。それが本来の工務店のあるべき形であると考えているからです。現在では工務店の役割として、各職方の管理や施主との対応が主な仕事ですが、昔は、大工がまかなっていました。工務店自体の在り方が時代とともに変化してますが、弊社はどちらかというと、昔の工務店のカタチに近いような動きをしています。
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